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今朝の天気は上々だ。 また今日も一日、晴れた心地よい気候が感じられる日になる気がする。 住んでいる倉庫の屋根の上で、俺は深呼吸した。 目の前に海が見える。 目に沁みるほど青い海の色を見て、寝ぼけ眼がキリリとする。 少し目が覚めた気になる。 風がちょうどいい感じで、昔やっていたサーフィンにはぴったりの日だ。 青い空に目を向けながら、俺は今日の心地よい気候を吸い込んだ。 天気のいい日はこうするに限る。 俺のちょっとした、たしなみってやつだ。 俺は倉庫の中に降りて、そこで作ったスクランブルエッグとベーコン、パンケーキにコーヒーを持って、再び屋根の上に登り、そこでブレックファーストと洒落こんだ。 天気の良い日に、青い海と青い空に囲まれて食べる朝食は、やはり格別だ。 探偵を辞めてから1年になるが、そうすると、こんな時間が作れるものだ。 廃業してからの隠棲のようなものだが、一人暮らしには、この小さな倉庫でも十分住まい足り得る。     
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