第1章

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「いなご姫!」 「なんじゃ!テンセイ!何故勝手に城にはいっとる!」 「どうか拙者をもう一度雇って頂きたく・・・」 「ならぬ!」 「そこを何とか!」 「お主は、わらわの留守中に下着を盗んだではないか!ゆるさん!」 「つ、つい、出来心で・・・」 「ならぬ!」 テンセイの眼が光った。 「確か今日はいなご姫の誕生日。このテンセイに祝わせてやって下さい。」 「なんじゃと?・・・ふ。面白い。やってみろ。」 こうしてテンセイは、いなご姫を連れ出す事に成功しました。
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