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「いなご姫!」
「なんじゃ!テンセイ!何故勝手に城にはいっとる!」
「どうか拙者をもう一度雇って頂きたく・・・」
「ならぬ!」
「そこを何とか!」
「お主は、わらわの留守中に下着を盗んだではないか!ゆるさん!」
「つ、つい、出来心で・・・」
「ならぬ!」
テンセイの眼が光った。
「確か今日はいなご姫の誕生日。このテンセイに祝わせてやって下さい。」
「なんじゃと?・・・ふ。面白い。やってみろ。」
こうしてテンセイは、いなご姫を連れ出す事に成功しました。
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