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第終話 ≡深志多と隙間男≡
無事、家に帰ってきたワタシ達!
家に帰ったとたん黒影くんは
いなくなってしまった…
まあ、いつものことなんだけど
ワタシは靴を脱いで
玄関に内側から鍵をかける
ワタシはまず、お風呂に入って
頭と体を洗いパジャマに着替えた
まだお腹いっぱいだから
テレビをつけて紅茶を淹れ
それを飲みながらニュースを見る…
昔は…もっと治安が良かったのになぁ
今は不良が多くて困るわ
「…紅茶…」
!
ワタシ
「黒影くん…!?」
テーブルの下に黒影くんがいた!
ワタシ
「あ、あの…紅茶、飲む?」
彼はこくりと頷いたから
黒影くんにも紅茶を淹れて
テーブルの下に差し出す
闇暁 黒影
「あ、ありが…とう…」
彼はそれを受け取り
テーブルの下で静かに飲んでいる…
日がくれてきた
こうして暮らしてみると
一人じゃない分
だいぶ寂しさが紛れるけど…
あ、空になったマグカップが
テーブルに置かれた
ワタシも紅茶を飲み終わって
二つのマグカップを流しに置く…
これからもワタシと黒影くんの
二人暮らしは続くと思うけど
引っ越しとかは考えてない…
だって、なんか落ち着くし
黒影くんはいい人だから♪
≡これからも一緒だよ≡
END
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