奇妙な同居生活の終わり

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 彼女が初めて僕の家に押し掛けた日を思い出す、ぴこぴこと動く三角の耳ーーマジシャンの如く浮遊する体ーーどう見たって人間ではない彼女と、あれから同居が始まったのだ。  本当に散々な毎日だった……それが、今日で終わるのだ……奇妙な同居生活が……。  そしてこれから始まるのだ、彼女との同棲生活が。
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