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涙と鳴きながら
シャワーを浴びせられた後
わたちは、ケージに潜り込んだ。
美織ちゃまが呼ぶけど無視よ。
すると何を思ったか
ご主人ちゃまは、わたちをケージごと
揺すって振り落としてきた。
わたちは、驚いて転がった。
ハッとして逃げようとしたが
アダムに捕まり
ご主人ちゃまが、わたちに
ドライヤーをかけてきた。
あら、いやだ……これは、好きよ。
弱めで温かい風をわたちを
優しく包み込んだ。
ご主人ちゃまの膝元で
優しくブラッシングをしてもらうと
何だか眠くなってきた。
あくびをすると
静かに目が閉じていく。
今日もたくさん遊んだり
騒いで疲れたわ。
明日は、またどんな事をして
遊ぼうかしら?
フフッ……楽しみ。
そう思いながら
わたちは、夢の中に向かうのだった。
END。
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