弔い

「忘れねぇぞ。俺達はまだ忘れてねぇぞ。あの日のことを。あの痛みを」 

あきづき伶香

10分 (5,693文字)
超・妄想コンテスト『桜の木の下で』優秀作品に選ばれました。500スター、ありがとうございます!

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あらすじ

『満月の下、その森は恐ろしく綺麗で異様だった』  大学の卒業式帰り、実乃里は奇妙な宴に出会う。  紅白の梅、桃、菜の花、水仙。絢を競うように咲き乱れる花々。青々とした葉を茂らせる木々。  その端

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感想・レビュー 1

あきづきさん  短編「弔い」拝読させていただきました。拙い限りですが感想をお伝えしたくお邪魔いたしました。  消えてしまった森の木の精霊たちの宴に迷い込んだ実乃里のみた情景。  実乃里はとてもニ
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