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「ジェニファー、納屋の地下に麻薬と金を見つけた、ミラが連絡に行った。準備してくれ」
「了解」
亮は続いてヘンリーに場所を伝えた。
「全員撤収の準備」
「はっ」
「修道女の皆さん、私の名前は團亮と申します。良かったら1度私とお話をしませんか?ここに居る女性達もきっと相談に乗ってくれると思います」
ダークエンジェル女子達も笑顔で頷きピンクのマスクをした。
「ミスターダン、連絡がつきました。すぐ来るそうです」
「はい、ミラ、ティム、アレキサンダーこの事は内密にお願いします」
「は、はい」
三人はせっかくの手柄なのになぜ隠すか不思議そうな顔をして頷いた。
「全員撤収!」
亮の掛け声に十二人は立ち上がり走って出口に向かって行った。
由香は最後尾だったが、体力の続く限り全速力で走った。
地上に上がった十二人は農場の奥まで行くと脚立が用意され素早く敷地外へ出て行った。
そこにいた関龍は全員とタッチしていた。
「由香さん、あなたと私は
ホテルに向かうわ」
小妹が興奮している由香に言った。
「えっ、彼女たちと一緒じゃ無いの」
「あなたは今回はゲストよ
くれぐれも内密にね」
「私もダークエンジェルに入りたい」
「あなたの想像以上の厳しい訓練を受けなきゃいけないの。しかも、命を掛けても誰も感謝しない影の存在、あなたは表舞台に立ってスターになるべきよ」
小妹の対応は冷たかった。
〜〜〜〜〜〜〜
その頃、秘密の地下室にFBIとDEAの人間が集まって来た。
「亮、君が発見したのか?」
ヘンリーが亮の両肩を掴んだ。
「ええ、まぁ」
「よくやった!ダン」
「この事は内密にあのFBIの三人の手柄にして下さい」
「全く君は謙虚だな」
「いいえ、第三者が動くと後々面倒なので」
「確かに、ここにCIAが絡んだら
もっと面倒な事になる」
〜〜〜〜〜〜〜
「ステファノスさん、納屋の地下から覚せい剤とお金が見つかりましたよ。覚悟してして下さい」
トーマスは椅子に座っているステファノスの前にたちわをを見下ろした。
ステファノスはあくまで冷静を装うい
トーマスを睨みつけていた。
「天罰が下るぞ!」
「それは私の言うセリフだ!」
トーマスは机を叩いて言った。
〜〜〜〜〜〜〜
亮はミラ達と握手をして
トーマスにも会わずに立ち去って行った。
亮は十二人の女子大生と病院の
矢上淳子、武坂雅美の所へ行き、様態を把握しワクチンの効果を調べた
後にダークエンジェルをねぎらった。
「みんなさんお疲れ様です。
また日本で会いましょう
グッド・ジョブ ダークエンジェル」
New グッドジョブ媚薬8 ダークエンジェル編
終わり
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