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なんやかんや言うても、楽しい学園生活に、部活はワタシの中で一番好きな時間であった。
彼氏が出来ようが、なんだか、わいわいガヤガヤ、喋りながら同じ目標を持って歩んでる時間が好きだった。
付き合ってる彼氏はそんなことを気付きもせずに、
ワタシと毎日一緒に帰る生活を強制した。
帰る時に学校の裏側にある通称タバコ小屋に
連れていかれた。
もちろんタバコなんて吸わないワタシは周りの草花を触ったり、少し離れたところで通る電車を見ていた。
その日もいつも通り、寄りたいというので寄ることに。。。バカなワタシは何故か、その日に限ってついていった。
そこには、部活帰りのサッカー部がごろごろ。
もちろん、ミキ先輩もいてた。
「こんちわーす!」学年でも目立っていた彼は臆することもせずに
みんなの中に入っていった。
ミキ先輩がワタシをチラッと一瞥したのがわかった。
「おい、おまえ、キリと付き合ってどんだけ経ったんや?」
急に何言い出すんや、この先輩、、、
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