桜の宴

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桜の宴

その夜、私は同僚と酒を飲み、ほろ酔い気分で店を出た。 酒のおかげで気分も良くて、同僚達とはそこで別れ自宅まで歩いて帰る事にした。 自宅までは一駅分ほど。 そう遠くはない。 駅前の歓楽街は、深夜になってもネオンが輝いていて明るい。 私のようなほろ酔い気分の男達が、若い女達に誘われ別の店に入っていった。 そんな男達を横目に、私は賑やかな駅前を後にする。
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