ぼくを呼ぶ声
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気がつくと彼は、ぽぉっと光る水の中で眠っていました。 暖かくて優しい水は、彼を守ってくれているようでした。だからこそ彼も、安心してまどろんでいられるのです。 そして実際、彼はかなり長い間、そうしていました。いつの間にか喋ることも、自分が何者なのかも忘れ、またそれを不思議に思わなくなっていました。 だって、ここにいるのは彼一人ではありません。
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