夢の彼方へ

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「……恵一……」 「君の本当の気持ちを聞かしてほしい」 そんなの決まっている。 私は、そのまま彼のもとに駆け寄り 人目を気にせずに抱き付いた。 「もちろんよ。私も変わらずに あなたのことが好き」 この気持ちは、嘘ではない。 私もずっと忘れられなかった。 今でも好き。 「……良かった。」 彼は、力強く抱き締め返してくれた。 「なんかよく分からねぇーけど すげぇ……母ちゃんとミヤケイが抱き付いている!?」 恵太は、不思議そうに興奮していた。 彼の夢は、まだ途中だった。 夢の彼方は……幸せが待っていた。 END。
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