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「私も、その気持ちに応えられるように努力するね」
主に勉強と体重管理などを頑張ります。
「無理しなくていいよ」
頭をぽんぽんて。
悠君は私を甘やかしすぎ。
「お風呂はそのうち。だって俺どこだっていいもん、沙羅といられれば」
たまに見せるその色っぽい目線はなに?
「ベッドで充分だもん」
「きゃー! 悠君いつからそんなキャラになったの?」
もうずっと、弾けそうなくらい顔が真っ赤なのに。
「お姫様のせいで王子様は理性というものを失ったんだって。めでたしめでたし」
「めでたくないよ!」
「俺今、ちょーしあわせ」
楽しそうに笑ってる悠君が王子様に見える。これはやっぱり恋の病(末期)だ。
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