第2章 学生時代

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第2章 学生時代

学校にも慣れて 週末はなるべく実家に帰るようにしてた 翔梧との距離は自然と遠退き 連絡あれば返す程度で 付き合ってる?と言うより 知り合いに近い存在になっていた そんな折父が倒れた ストレスによる胃潰瘍 大事をとり 暫く入院になったのだ 家の事も心配なので私は暫く実家にいる事にした (ただいま) (お帰り どうしたの?そのふて腐れた顔) (姉ちゃん知ってる?) (何を) (親父浮気してるかも) (まさか お父さんはお母さんに惚れてるよ) (俺見たんだ 親父と若い女と歩いてる所) (陸 お父さんはサラリーマンだよ 会社関係かも知れないし たまたま横並びになったんじゃないの?) (俺 後を着けたんだよね そしたら喫茶店に入り 何かを話てた) (話って?) (責任とって下さいとか 許さないとか) (はぁ?何だろ…) (親父は 誤解だし全く見に覚えないと必死になってた) (ちょっと待って お父さん逃げてるって事?) (て言うか女も親父の話を聞いてないんだ 一方的に話をして) (変な女に引っ掛かったね 分かった姉ちゃんがお父さんに直接聞いてみる 今は無理だけどね) (頼むよ 俺感情的になるから あ!お母さん帰って来た!) (ただいま~お父さん大分良いみたいよ 今週退院かしらね) (そうなんだ 良かった!じゃ今週一杯ここにいるから お母さんはお父さんに着いててあげて) (あら そう?助かるわ 夕飯惣菜だけど ごめんね) (大丈夫だよ お腹に入れば何でも…ね陸?) (うん…あ俺勉強するから 夕飯は適当に食べる) (あら どうしたのかしら) (陸もそう言う時あるって ) 父が退院するのを待ち 私はそれとなく聞く事にした。
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