SS:四人で?

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「あ、来た来た」 「まじで?ねえ、まじで?」 無理やり連れて行かれたのは、すごい大きいベッドがある部屋。そこには、既に黒川さんと翔真くんがいた。 なんか、不思議な気分…… 「やっほー。さあ、どうしようか」 そう言いながら僕はベッドに投げ出されて、それと同時に黒川さんもベッドに横たわった。 当然、僕と黒川さんは焦る。 「おい、まて!正気か?おい、ちょっ、おい」 「あの、さすがに黒川さんが喘いでるところは見たくないです」 「それ逆に失礼だろお前」 「そ、そういう意味じゃなくて。黒川さんのことは上司としてしか見てないので…」 「あ、そういうことか。だったら俺だって見たくねえよ」 …と、意味わからないやりとりをしていると、僕には多田さんが、黒川さんには翔真くんが跨ってくる。
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