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目の前の男はスーツを着込んだまま。一糸乱れぬ姿で俺を見てる。冷たい目。楽しそうに綻ぶ口元。
十センチ以上俺より上背がある。見下ろされ蔑まれる感覚はゾクゾクと俺の中のなにかを掻き立てた。根元を握っていた手の代わりにゴム製のリングがハメられる。手から解放されても緩く押さえつけられたまま。
「いい格好だな」
男はパイプ椅子を広げ、俺の肩をグイと押した。
「座れ」
パイプ椅子の座面はヒンヤリ冷たく俺の肌を刺す。座ることで抜け落ちることが無くなった異物。ホッとしたと同時に更に奥へ振動を感じ身悶える。
彼はきっちり着込んだズボンのチャックを下ろし、大きく天を突いてるモノの根元を軽く持つと、俺の口からハンカチを引き抜き容赦なくそれを押し込んだ。
「はっ、はあう」
後頭部を押さえ、根元まで入れようとする。先端が喉の奥にグッと突き刺さる。
「んうう」
喉が押し広げられ、反動で見開いた目の縁に涙が溜まる。
「しっかり舐めろ」
低く落ちる声。
しっかりもなにも口内いっぱいに入ってるモノは隙間なく埋められてる。俺は喉を鳴らし舌を波打つように動かした。
俺の頭を押さえたまま、彼のもう片方の手が二つボタンが外れたシャツの襟首から中へ入り、張りつめている胸の突起を摘んだ。
「ふうっ!」
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