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僕は孤独だった。週末を一緒に過ごす友達はいない。仕方ないので一人で街に出かけては図書館やインターネットカフェや喫茶店に行って、資格の勉強をしていた。
街へ行くために一人でさみしく歩いていると、時々ある猫が現れた。それでよくその猫を少し観察してから街へ行ったものだ。
ある日、いつもの週末のように街へ向かって歩いていると、あの猫が現れて僕をみながらミューと鳴いてゆっくり歩き出した。僕はその猫に呼ばれているような気がして、その猫の後をついて行くことにした。
その猫の後をついていくと、ちょっとした広場についた。そこにはたくさんの猫がいた。なんとあの猫は僕を猫の集会へと招待してくれたのだった。僕はあの猫にありがとうと言って、いつものように独り街へ向かった。
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