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どれくらい寝ただろうか
身体の痛みで目を覚ます
動けない
身体が痛い
喉が乾いた
俺が必死に起き上がろうとしていると
秋月が部屋に入ってきた
大:八木先輩!
大丈夫ですか?
今、水を持ってきます
秋月は水を持ってくると
俺に手渡し、ベットのふちに座る
カラカラの喉に水が染み渡る
俺はゆっくりと話し出す
静:色々ありがとな
秋月が来なかったら俺…
先輩とのことを思いだし
辛くなる
大:八木先輩
もう大丈夫ですよ
俺がいますから
静:ありがとう
大:あのっ俺、一緒に住んでもいいですか?
守りたいんです八木先輩のこと…
だめですか?
いきなりのことに驚く
秋月は子犬のような目で俺を見ている
正直言うと秋月のことは苦手だ
だけど助けてくれたし
断りづらいな
なんだかこの時の俺は
誰かに側にいて欲しいとか
疲れていたとか
色々あってか
静:分かった
よろしくな
このことを後に後悔することになる
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