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東京都下の片隅にひっそりと佇むカフェがある。その名も『梅子ばあちゃんのゆったりカフェヘようこそ』というとても長ったらしくて、変な名前のカフェ。
このカフェのオーナーはわたしのおばあちゃん梅子なのだ。
そして、このカフェの隣におばあちゃんの家がある。家自体はなんの変哲もない二階建てなんだけれどその家の住人が変わり者だらけなのだ。
わたしは、この長ったらしくて変な名前のカフェで働くことになった。しかも変わり者ばかりの集まりであるおばあちゃんの家に住むことになってしまった。
どうしてそのようなことになったのか。それは簡単にいうとわたしが就職活動に敗れたからなのだ。
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