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…よし!…終わった~!行くか…
自身の仕事を終わらせあいつの尻拭いをしに行く。
仕事用のメールボックスに七瀬さんから時々あいつの様子が送られてくるのを見ていたので落ち着いて仕事ができた。
デスク周りを片付けてあいつの部署へ向かう
…あいつ大丈夫かな…昼休みコーヒーに部署の砂糖無くなるまで入れ続けてたって送られて来た時は飲んでたコーヒー吹き出しかけたんだけど…
エレベーターを降りて直ぐに声をかけられた。
「おっきたきた!保護者~」
「保護者ってなんですか!…ところで七瀬さんあいつどこ行ったんですか?」
「あー、乳母さんに預けたよ~」
「預けた?……」
「そうそう。まあ安心してよ元気になって帰ってくると思うからさ~。とりあえず今日と明日はそっちに仕事がてら預けとこうと思ってるし。」
「そうですか…。」
…まあ七瀬さんのやることだからな…俺は俺で出来ることしてやればいいよな
「じゃあ、俺も仕事でこっちのヘルプに来ることになったんで、穴埋めできるように頑張りますね。」
「来ることになったね~。無理やり回ってきた癖に~」
「いいんですよ!うちの部署はそういう立ち位置なので…たまには使わないと!」
「まあ君が来てくれると本当に助かるから何も言わない事にするよ。」
…この人…
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