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最後に
二週間も経つと被害の少ないところでは日常を取り戻しています。
牛乳やバターなんかも並び始めているいます。納豆はまだ一個しか買えていませんが。
そんな中、ニュースを見てて驚いたのが、観光客が減ったと嘆く人達。
風評被害だと。
最近流行りの「風評被害」。
なにかあると風評被害のせいにする。
ついでに寄ってみる程度のお粗末な観光地までもが風評被害で人が来なくなったと。
おい、それはどんな風評なんだ?
大きな地震には余震が付き物ではないか。気象庁も暫くは大きな余震が続く可能性が普段の100倍だと発表していたけど、それのことか?と。
自分ならそんなところに観光に行くのだろうか。もちろん来てくれることは大歓迎だけど、はたして完全に安全ですと言い切れる自治体はいるのだろうか。
うちの温泉は被害もなく営業していますと聞くが、そこに宿泊中に地震があり、そこからの道のりが確保出来なくなったときでも万全の体制を取れるのか?
札幌では停電のため、宿泊客は時間通りにチェックアウトされて路頭に迷ったらしい。
そんな状況に山の中の温泉地で起きてもちゃんと帰路を確保出来るのか?
たとえそらが外国人観光客でも…。
そう思ってしまうわけです。
あなたは大きな地震が起きた海外へ、一週間後に旅行に行きますか?
そんな気持ちでいっぱいの今週。
ではまた。
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