わたしの章

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わたしの章

はじめまして、わたしは神乃木 俊と申します。 今年から研修医として働きはじめて、物書きとしての活動はかれこれ四年ほど経ったでしょうか。 念願の社会人になり、多忙な日々を送りながら最近とみに思うのですが、ネット社会が賑やかになり、数年前では考えられなかったような新しい驚きと楽しみを届けてくれますね。 とんでもない縛りプレイを何年も掛けて完走するゲーム実況の方もいますし、素晴らしい音楽と映像を発信し続けてくれる作り手さんもいます。ユーチューバーやティックトッカーは元気をくれますし、まさかのまさか、デジタルユーチューバーという新しいカテゴリーも台頭しています。 わたしも小説を書く立場として思うことですが、ジャンルは異なるにせよ、なにかを表現しようとする人たちには「おお、同志よ」とハグしたい気持ちになります。(ありがた迷惑でしょうが) ネット社会は間違いなく、作り手にとってのフロンティアといえるでしょう。 ですがフロンティアに赴く冒険者たちが増えれば、当然ながら、かつて賑わいを見せていた繁栄地は衰退を免れません。 たとえば出版業界。     
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