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「え?僕だって、ここじゃなくて、もっと違う所で・・・でも、やらないと・・・ダンジョンに入る事ができない・・・。必要な事ですよね。すぐに・・・。大丈夫です!」
「だから、待て、アイテムを使う方法もあるから、そっちでやる方法もあるから。大丈夫だ。大丈夫だからな」
「え?あっ・・・僕・・・」
可愛く、体中を赤くしたシロを抱きしめる。
頭をなでてあげると少し落ち着いたようだ。
「オリヴィエ」
「はい」
「スーンに連絡して、このダンジョンの入り口を覆うように建物を作らせてくれ」
「かしこまりました。誰か常駐させますか?」
「そうだな・・・。でも、ちょっと待て、登録用のアイテムがどの程度の大きさなのか見てからにしよう」
「はい」
登録用のアイテムを選択した。
大きさが選べるようだ。一番大きい物だと、畳4.5枚くらいだろうか?
小さいものだとハンディタイプの・・・。ファミレスとかで、注文をとるために使っている物程度の大きさのようだ。
機能の違いは、認証できる人数の違いのようだ。
一番大きい物だと無制限となっている。誰でも使えるようにはしたくないな。
まずは、ハンディタイプの物を出して、その後で大きい物を設置するか決めればいいかな。
ハンディタイプの物を召喚した。
本当にハンディタイプだ。登録は、50名となっている。
登録方法は簡単だった。
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