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紅に染まる〜prologue〜
運命が紅く紅を引く様に染まる瞬間があるとしたら、きっと私にとってのその瞬間は既に訪れていると言いきれる。
そう。
あなたと出逢った瞬間。
頬を朱く染める様に、赤い糸を辿る様に、私の運命は紅く色づいた。
全ての人が出逢える訳じゃない運命の相手、私はあなたに出逢えた事を感謝している。
生まれて来てくれた事、私を見つけてくれた事、私に出逢ってくれた事、全てにありがとう。
この想いを真っ白な天使の羽根に乗せて、来世もあなたに出逢える様に神様に祈るよ。
どうか、私たちの運命が永遠に離れる事の無いように、繋がっています様に…。
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