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すると。
「おいアスカ、いくら余裕だからってその歌――東京時経ゴールデンカイツの球団歌は止めろ。我がコロモの本社が愛知――神名ダイヤモンズのお膝元にあることを解ってやってんのか?」
無線でドライバー――加納 アスカの元に、ピットから抗議の声が飛ばされる。
加納はそんな声に、
「じゃあ、“輝け、ダイヤモンズ”なら文句ないっすよね!
名古屋の空に輝けるぅ~
金剛石の瞬きはぁ~
ナゴヤドームに集いし我らの
心に響くぅ~」
するとピットは呆れたように、
「もういい。とにかく最後まで気を抜くな。いいな!」
とだけ言い、加納もまた、
「ラジャー」
とだけ言って通話を終了した。
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