始まりの時
1/5
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
21人が本棚に入れています
本棚に追加
/
6ページ
始まりの時
「かあさん、とおさん、行ってきます」 「気を付けてな、
月奈
(
つくな
)
」 月奈と呼ばれた少女は、両親に挨拶を交わすと、駆けだしていく。 籠を担ぎ、向かったのは里山であり、未だ稲作も根付いておらず、山でヒエやアワを放置栽培し、ドングリやクリを主食としており、秋である今のうちに、収拾するのである。 そう、まだ少女が幸せな時期であったと言えるであろう。
/
6ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
21
スターで応援
3,774
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!