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(no side)
副会長が出た後、しばしの沈黙があった生徒会室…
稜「しーくん、こわっ!」
翔「ってか、氷雨くん、そんなに危ない?
マスクしててわかんなかったけど。」
稜「でも色気はすんごいね!」
宰「あ?お前ら、アイツの顔見てないんだっけ?
えーと、ホラ、書類の写真見てみろ」
稜「会長、サンクスー。わ~、やばーい!」
翔「どれどれ。…え、これ。
ま、確かに時雨くんが心配する理由もわかるよ。」
宰「だろ?なんか今までも外見のことでいろいろあったみたいだしな。お前らもアイツと仲良くしてやれよ?」
稜「もっちろ~ん、元々そのつもりだしー」
翔「同じ生徒会の仲間だしね。会長もそのつもりでしょ?」
宰「あぁ。放っておけるわけないだろ。
ってか、そろそろ仕事やらないと終わらないぞ。
副会長が……考えただけでも寒気が」
「「ひぃぃ~~」」
翔「やろうか、仕事。」
稜「うん。」
宰「そうだな。」
その会話の後、とてつもない勢いで仕事をする会長と双子庶務の姿が怖かったというのは、書類提出に来た風紀副委員長が風紀委員室で言っていたとか…。
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