ONE DAY from snowy snowy snow

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  「カール4位かー。タケルは8位入賞。初出場で健闘したなー」 「ずっと手を繋いで柊と俺のパワー吸い取ったからだってさ」 「可愛いなー将来が楽しみだ」 「てかもうホントに……困った人っちゃ」 「ふふん」 全日本のサンライズレッドのコートにそろそろと右腕を通す柊を手伝って、俺も同じコートを着込む。 「外、マイナス3度だって」 「うえー。なんで二回もセレモニーやるんだっつーの」 散々文句を言いながら、柊は表彰台の一番高いところでとびきりの笑顔を振り撒いた。骨折してるくせに。 この人のこーゆーところは本当に凄いとしか言いようがない。 素直に思う。 さすがは俺の柊だ。
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