巡り会い。
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土方は木刀を受け取り、部屋を出たら直ぐそこにある庭に裸足で降り立った。 雪が降った後の、冷たい土が身に染みる。 殺気を迸らせる土方を余所に、沖田は呑気に草鞋の紐をしっかりと締めた。 「土方さん、手加減無用ですよ。」 「そっちもな。」 「じゃ」 あ、という言葉が遅れて聞こえて来たかと思うと、もう沖田の木刀は土方の胴を捕らえていた。
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