巡り会い。

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沖田のバネの強い筋肉が強力な突きを生み出す。 土方はなんとか身を捻って避けた。 ただの木刀であるはずだが、着物が少し破けた。 「刃でも仕込んでるのかよ。」 「まさか。 正真正銘、ただの木刀ですよ。 木刀でも、相手の身に当てるときだけに切れば切れるんですよ」 何を言ってるかはさっぱりだ。 だが… 「これはどうだ?」
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