その名はグルッペン

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「承知致しました。」 「この者は新たに加えた者だ。冒険者の一味ではあったが、面白い能力を持っていたから支配下に加えた。」 「面白い能力ですか。ユニークスキル保持者といったところでしょうか?」 「あぁ、そんなところだ。名前は・・・・。名前はなんと言った?」 「はっ、はい!!僕は『サイド』と言います。冒険者パーティー『風の丘』の荷物持ちをしていました。」 「サイドか、つまらぬ名だな。そうだな。お前はこれから『グルッペン』と名乗るのだ。」 「グルッペン・・・・。はいっ。わかりました。」 サイド改めグルッペンが自分の新たな名を受け入れると魔物達と同じように一瞬光に包まれた。 「えっ・・・。」
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