アマツカミ帝国

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優勝した俺らのチームは、褒美として十日間の休みを与えられた。 寮でゴロゴロしていると、コンコンと扉が叩かれた。 誰だ、こんな時間に? 「はい。」 「にゃんぱす。」 “バタン” 俺は扉を勢いよく閉めた。 目の前に疫病神が現れやがった。 “バゴン!” そんな音と共に、扉が壊される。 「おいおい、親友が訪ねて来たのに、その態度はないだろう。」 「人の部屋の扉を拳で壊す方が人としてないぞヒナタ。」 せっかくの休みなのに、お前のせいで台無しだ。
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