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死んでみませんか
よく学校来れるな
シネ
ブス
そんな手紙を下駄箱に入れるというテレビで見るようなことをされあーテレビの見すぎじゃないのかな実践するなんて…ってなんかよくわからないけどテンション上がって不幸の手紙貰っちゃったなんて思ってられるのは自分にはちゃんと理解してくる人が横にいるからだ。
「なにこれ??は??誰だよこんなもん書いて入れてんの」
貰った本人より怒ってくれるこの友達がいるから私は普通に学校生活をおくれている。
「ありがとう、りんちゃん」
「なんでなか怒らないのさ!」
手紙をグシャグシャにしてゴミ箱へ放り投げてから今度は私に怒りを向ける佐藤りんは本当にいい友達だと思う。
「りんちゃんが怒ってくれるから私は平常心を保てるんだよ」
「なか?」
なぜりんちゃんは轟ハヤナのあだ名を『なか』にしたのかはよく分からないが、りんはハヤナにとっていなければ人生が崩れてしまうほどいなくてはならない存在だった。
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