第1話 プロローグ

7/10
2494人が本棚に入れています
本棚に追加
/315ページ
髪を手ぐしで整えようかなぁと考えている直後 ドンッドンッドンッ と控えめとは言えないノックが響いた。 「は、はい?」 ドアのすぐそばから声が出た 「広太、お着替えもう大丈夫かしら?  まだならお手伝いしましょ 「いや、いい!いい!もう終わったから!」 お手伝いってなんだ、ていうか出ていった割りに催促早いな。 まだ5分も経っていなかった。 ぞろぞろと連中が戻ってくる。 全員険しい表情だ。 だが俺の姿を見たとたん心なしか表情がホッとしてみんな肩の力を抜いた気がした。 なんでだ?
/315ページ

最初のコメントを投稿しよう!