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片言になってしまうおかっぱちゃん。
えりりん「ちょっと~ハーフの私に喧嘩売ってるぅ?」
おかっぱちゃん「うそうそ、ごめん」
左手でボブを隠し、右手でごめんとジェスチャーする。
えりりん「あっ、おかっぱちゃんバッサリ髪切ってる!かわいい~!」
すらりと伸びた背をえりりんは屈めて
目線をボブに合わせて微笑む。
えりりん「ボブ、おはよう!」
ボブ「ぼぼぶー!」
おかっぱちゃん「ええっ」
両手を挙げて驚くおかっぱちゃん。
ボブの顔が露わになる。
おかっぱちゃんの頭をよしよしと撫でるえりりん。
えりりん「ボブはいっつもかわいいね~。ボブ~」
ボブ「ぼぶ~~~~~~」
ボブはご満悦そうだ。
えりりんもボブを認知していることに、おかっぱちゃんは戸惑う。
× × ×
横並びに歩くおかっぱちゃんとえりりん。
おかっぱちゃんはもうボブを手で隠さず普通に歩く。
おかっぱちゃん「えりりん、こいつのこと知ってるの?」
えりりん「え?変なこと聞くね」
ボブ「ぼぶっ、ぼぶっ」
歩くテンポに合わせてボブが鳴く。
えりりん「知ってるもなにも、ずっと前からおかっぱちゃんと一緒でしょ!」
おかっぱちゃん「ずっと?」
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