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「…では貴方は今から正式な魔導協会の一員となります。魔導の加護があらん事を…」
…様々な工芸品が置かれた豪華な部屋で『教皇』と表示されたおじさんが机に立てかけられてる杖を手に取った。
そしてソレを上に掲げながらかなり略式の儀式を急ぎ足で済ませる。
その様子をこの物語の主人公である『魔導召喚師 Lv21』…という表示の彼は、特に文句を言うワケでも受け入れた。
「…これから事務局に魔導協会所属の証であるペンダントを取りに行ってもらいます…魔導の巫女、案内を任せても?」
公務の時間が迫ってるのかおじさんは急ぎ足で話を進めると『巫女』と表示されている女の子に尋ねる。
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