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「ちょっと神社の階段から転げ落ちて……」
わたしは、頭を掻き笑ってみせた。
「えっ、神社の階段から? それにしても凄い怪我だね」
ゆかりは、大きな瞳をさらに大きく見開きかなり驚いているようだ。
「本当、痛そうだよ~大丈夫? 学校に行けるの?」
真由も心配そうにわたしの顔や包帯に巻かれた手をじっと見た。
わたしは、「大丈夫だよ。わたしってドジッ子だね」と言って笑ってみせた。
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