私がただただ恋をしているだけ?

1/2
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
私は出会った。 その日、私は話を聞いてくれるおじさんに愚痴を言ってからの勤務。 なので、規定の時間が過ぎて遅刻してきた。 今日から、2名。会社の助っ人として一緒に働くことになると聞いている。 一人は顔を合わせたことはあるけれど、もう一人は知らない。 遅刻してくる頃には挨拶は終わっていると思う。 私は職場に着き、自分の仕事に着々と取り掛かる。 先輩たちが何かしら話し合っているところに必要な仕事道具を取りたい。 取りに行った時に挨拶された。 「はじめてですよね。羽野と言います」 長身の髭を生えた男の人が挨拶してきた。 30の私より年上に見える。 「虹です」 挨拶は返したが、聞いているのかどうかわからないまま、去られた。 髭って、男らしさの象徴と言われているから、見た目だけ男ぽく見せて、中身は女の子ぽいのかしら。 甘いものが好きとか、虫がダメでお化けがダメやらやら。 とは思ってみた。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!