13人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
オイタの結末
満月が近付いたある夜。
縁側で酒を飲む土方さんが話しの脈略もなく、いきなりこんな事を宣った。
「なあ総司〜」
「はい?何です?」
「おめえに一つ頼み事があんだが…」
「はい。何でしょう?」
「聞いてくれるか〜?」
「はい、聞くだけなら。」
「そっかーじゃあよ〜、尻の穴見せてくんねえか?」
「…はい?今、良く聞こえませんでした。もう一度言っ」
「だ〜か〜らぁ〜、尻の穴だよ、シリノアナ。」
「………」
「菊のモ」
「おや土方さん、今宵は飲み過ぎじゃないですか?そろそろ寝やがった方がいいですよ?」
タチの悪い酔っ払い等放置に限ると、その場を後にしようとしたら、
「見せろやゴラァ〜」
裾を引かれ転びそうになった。
最初のコメントを投稿しよう!