私、イラってます。

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先輩に媚を売ろう 若い子は将来がある。 そして、家庭を持ってる子だっている。 時には遊びを捨てて、会社の付き合いも大事かも知れない。 ひーちゃんは会社の付き合いより、自分の自由な時間を選んだ。 会社の付き合いを選んだら出世、出来たのかなぁ? ひーちゃんも若い頃は、先輩からゴルフに誘われた。 でも、ゴルフなんて月に何回も行っていたら、お小遣いがアッという間に無くなってしまうから断っていた。 それに、気を使うから嫌だよね。 それに、自由な時間をキープしたい。 今の若い子は出世意欲が有るみたいだ。 ソフトボールに新しく入ったイッペイ君は、最近ソフトの参加率が良くない。 「すみません。 明日は先輩とタケノコ掘りに行く予定です。」 タケノコ⁇ ひーちゃんは言った。 「タケノコなら、我が家に湯掻いたのが沢山有るからやるよ。」 「いやいやっ、先輩から誘われてるんで」 春ちゃんは言った。 「ソフトと先輩、どちっちが大事なん?」 まさしく、脅しだ。 イッペイ君は言った。 「先輩です。」 軽く返された。 ひーちゃんと春ちゃんは言った。 「俺達だって先輩だぞ!」 イッペイ君は言った。 「その先輩は、直属の大事な先輩なんで!」 「えーーーっ! 俺達、大事じゃないの?」 「……。」 まだまだ、いるんだよね、先輩に媚を売る若者は…… 長くなるので、また明日。
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