2/9
8人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
黒の一軒家の家。 見た目は薄いような優しい黒色の塗装をしており、木材が一部使われているがその木材も黒い。 黒の強調が強い家。 そこには一人の男が住んでいた。 壁は白いが、フローリングは黒。 家具やカーテン、絨毯も黒。 黒色のマグカップを持ち、温かいブラックコーヒー飲みながら、優雅だと呟く。 黒いオールバックの髪型の男。 黒のワイシャツと黒いズボンをきている。 足を組みながら、彼は考えていた。 「どうしたら、メイさんに振り向いてもらえるのであろう」 部屋には男一人、(すみ)しかいない。 墨は独り言をぶつぶつと言っていた。 「優雅なんだけど、メイさんが居てくれたら最高」 墨はメイさんのことを考える。 ほわわんとした小動物みたいな笑顔が素敵。 行動する動きはふんわりと移動し、作業するとテキパキ動く。 きっと世話好きに見えるから、いいお嫁さんになってくれるだろう。 それが一番の魅力。 お店を一人で切り盛りしているので、お掃除は毎日やっているのはわかるし。 お店では料理も提供していて、それも美味しいから料理上手だ。
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!