夢日記

120/122
7人が本棚に入れています
本棚に追加
/122ページ
くそ、途中で目が覚めた。 まだ2時間くらいしか経ってない。 自分から起きたんじゃなくて勝手に目が覚めた。 そもそも物騒な世界にいたんだが、ほんとやめてほしい。 建物の中、自分には数人しか残ってないと誰かに言われた。 こんだけいればいいと答えた。 残ったやつは頭のおかしいやつらだった。 ってことしか覚えてない。 いつの間にか多分建物のベランダみたいなとこ、見たところ外装真っ白コンクリのボロアパート。 そこで3つ、ベランダ出ての外側じゃなくて窓側に何かぶら下がってる。 どうぶら下がってるのかはわからない、何故か視界が良くなかったから。 カッターの刃がギザギザしてるバージョンの刃物で、そのぶら下がってるものを少し先を付けて、どっかにちょこっとだけ塗りつけるらしい。 なんか右側に立ってる人に言われた。 顔は知らない。 そのぶら下がってるもの、よく見れば人の顔だ。 どういう仕組みかは知らないけど顔だけが見える。 一番左は男性だったし、痛そうだった。 それが終わったあとにそのままのとこで体育座りして膝の上に顔を伏せてじっとしていた。 しばらくすると視線を感じたから顔をあげると、びっくり、やめて。 さっきのぶら下がってるもの、人間の顔たちがこちらを凝視していた。 まじやめて。 びっくりしてそのまま立ち上がって、裏から回って建物の中に入った。 そう、裏。ベランダ? ベランダっていうか長い廊下?通路?に所々中に入れる窓がついてる。 今いるところから左に逃げて別の窓から建物内に入る。 ーーー 職場の電話に出てる。 ちょっと確認するから電話の先にいる人に待ってくれと行って走り出した。 今いるところの一階下のさっきのベランダにいる人に聞けば、その確認したいことの謎はわかるはずだった。 急いで下に階段で降りて、すぐそこにでっかいドアがあったからそこから出たら、例のベランダだった。 開けたドアの近くには人がいた。 あ、やだ、気持ち悪い。 防護服着ている痩せ型の男性、包丁を2つもっている。 なんでだろう、殺されると思った。 だから包丁2つを奪って、自分が殺そうとしたけど躱される。 そしていつの間にかその男の手には刃物があった。 包丁の刃だけの部分を人差し指と親指でつまんでいる。 自分だけが焦り、その男はなんだか楽しそうだった。 そしてその刃物をその男がこっちめがけて投げてくる。 自分の頭を狙ってさ、冷静に投げてくんだ。 怖い、ほんと無理、いやほんと、やめろって でもやんなきゃこっちが殺られる、持っていた包丁を一つそいつに投げて頭に刺さったはずだ。 なのにそいつ死なないんだよ。 なんならもっと楽しそうに自分を殺そうとしてくる。 もう一つの包丁も投げて頭に当たるが死なない。 なんならその刺さった包丁を取って自分に投げてくる。 やばい、これは死ぬってときにバサッて目が覚めた。 いやな時間だ。 そこからは眠れないし、嫌な気分はなくならない。
/122ページ

最初のコメントを投稿しよう!