王妃は王様と喧嘩するとお城を飛び出して一人寂しく暮らしている

1/1
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
1.喧嘩 王妃である私は王様であるムランドと喧嘩しているのです。 「ねぇ、いきなり大きくなったペニスを濡れていない秘部に 入れるなんてひどいじゃないの!?」 「我慢出来なかったし、しょうがないだろ」 「しょうがないって本気で言ってるの?」 「本気だ」 「愛撫もせずに感じさせてもくれない貴方って最低ね」 「良くそんな事を言えるな」 「何よ」 「俺のペニスのご奉仕もろくに出来ない王妃が」 「それを言うんだ」 「自分さえ気持ちよければいいって考えやめなさいよ、このへなちょこ王様」 「このやろうっ」 「あっかんべ~」 「イリサ!!」 「ムランド!!」 私はムランドとお話したくもないし、顔を見ているとムカついてくるので お城から出て行く事にします。 愛している人と喧嘩したくないのにどうしてこんな事になるのかなって 考えますが、全部王様であるムランドが悪い。 私の事も考えないので自分だけ気持ちよくなって本当に失礼しちゃう。 お城を飛び出した私は森へ行くと一人で暮らし始める事にします。 この森で静かに暮らしていればきっと冷静になれて落ち着くと思います。 もし、ムランドが来たら追い返してあげるわ。 しばらくして私は森の中で暮らしているのですけど、だんだんと暗くなってきて 辺りが真っ暗で見えなくなります。 私はその場で座り込んで目を閉じて眠る事にします。 しかし、私が寝ている時、ある事が起こります。 目が覚めて身体を見るとなぜか知りませんが、裸体となっているのでした。 「どうして裸体なの!?」 私は驚きますが、私の着ていたドレスと下着が何処もない事に気が付くと しょうがないので裸体のまま過ごす事にします。 本当はお城に帰れば問題ないけれど、そんな事は絶対したくありません。 ムランドの事を思い出すだけで腹が立つし、お城に帰るつもりもありません。 そこで私は森の中を探索しようとしていると誰かから攻撃されて倒れこみます。 そして、私は目を覚まして身体を見ると手足を広げられて拘束されているのでした。 そうしていると見覚えがある人が立っているのです。 「ムランドがどうしてここに?」 「イリサ、お前の事を可愛がってやる」 「遠慮します」 「遠慮しないでくれ」 「拘束しといて何を言ってるの?」 「わかった、拘束を解くよ」 拘束されていた私は拘束を解かれるとムランドに近づいてこう言います。 「なんでここへ来たの?」 「謝りに来たんだ」 「じゃあ、謝罪してね」 「俺が悪かった、本当にすまない」 「まぁ、わかればいいのよ」 私は森の中で一人寂しく暮らしていましたが、王様であるムランドが 謝罪してくれてました。 謝罪してくれたので私はお城に戻る事に致します。 何だかんだいって愛している人と一緒に居たいって気持ちは今も 変わりませんし、これからも一緒に居たいという思いが強いです。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!