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「ーーー今月のナンバーワンはぁ……雛菊!」  フロアがわっと盛り上がり、歓声や拍手が巻き起こる。  そして、当人が立ち上がり、ペコリとお辞儀をした。 「ありがとうございます。  先月に引き続きナンバーワンを頂けて光栄です。  姫、本当にありがとう」  そう微笑んで、隣に座っていた女性の足元に跪き手を取ると、ちゅっと手の甲に口づけを落とした。  一連の流れを見て、皆がひゅーひゅーと囃子立てる。 口づけを落とされた女性は頬を赤らめ、涙ぐんでいた。 「雛ちゃん、おめでとう…!とっても嬉しい!」  女性は、お祝いよ!タワーお願い、と注文すると、更にフロアが沸いた。
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