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はじめに
小説を描く筋力が衰えてるのがわかる。もともとうまく書けていたわけじゃない。でもより悪くなっている。下手な自分と向き合うのが怖くなって逃げ、そしてまたどんどん下手になっていく。描きたくないわけじゃない。描きたいと毎日思っている。だけど描くのが怖い。逃避のために白紙から目を逸らし、そうして日々が過ぎていく。
とにかくリハビリ的に文章を描こうと思う。こういうことを始めたら終わりだなと思っているけど、こういうことを始めなくてももう終わってるからいいか。
誰にも望まれていないことを続けるということ。誰にも望まれていなくても自分が望んでいるからとただそれだけで続けてきたこと。
※この日記は「消しゴム」さんによるものであり、フィクションです。フィクションであると宣言すればするほど真実っぽく聞こえるの不思議ですよね。「本当です、本物です」と宣言するとそれも嘘くさくなるので完全にそういうものなんでしょうね。
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