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颯が私の事を考えてくれてることが分かる
なら私も
「いいよ。」
颯の意思を尊重したいと思ったから
『本当に?』
「颯が私の隣にいてくれるなら結婚なんていつでもいいよ。」
『ありがとう恵美、大好き。』
チュッと頬にキスをしてくれた
でも私パスポート…あっ!
「もしかして冬休みにパスポート取ったのって?」
『あの時はまだ時期を決めてなかったけどロンドンへ挨拶には行かないとって思ってたから。』
そっか颯はちゃんと将来の事を考えていたんだ
『恵美のご両親と連絡を取るには俺の親を経由しないといけないからアポとるのに時間かかってごめん。』
「そっか…私から連絡しても返信がくるか分からないしね。ゴールデンウィークに入ったらすぐ行くの?」
『いや課題があるからそれを終わらせてからのほうがいいでしょ?だから連休の3日目から行こうと思う。』
ちゃんと課題を終わらせてから行った方が安心だもんね
私がすぐに課題を終わらせるのも知ってて日程を組んでくれてる
「分かった!話してくれてありがとう。そろそろ寝よっか。」
沢山撫でてもらって満足したからいつもみたいに眠りについた
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