ハッピーエンドは嫌いだから

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    「……というのが、二人の馴れ初めでした」 「趣味嗜好がピッタリ合うことこそ、一番大切ですからね! まさに運命の出会いだったんです!」  と、披露宴の席で、出会いのエピソードを語らされる。  そんな俺たち二人に対して、会場から返ってくるのは、強烈なツッコミだった。 「お前ら自身がハッピーエンドじゃねーか!」 (「ハッピーエンドは嫌いだから」完)    
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