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昨日のままの服なんて
二度と着たくない
仕事で嫌なことがあって泣きじゃくって
夫に家事を全部押し付けて
パジャマにも着替えず眠った服なんて
私の死に化粧には似合わない
新しい朝
新しい朝の優しい光を浴びたいがために
私は眠る
正気を保つために何遍も詩を書く
もともと私にとって
詩を書く行為は排泄のように
日々されていたことなのに
忘れていた
すっかり忘れていた
からだが日々排泄するのを怠ると壊れるのと同じように
私の心も日々排泄しなければならないらしい
今はからだの全ての機能が死んでいる
昨日は私の
一つの命日だったのかもしれない
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