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「だっ、誰が中年だって!?」
そんな那智を横目にまたとんかつをパクリ。
「……神威?」
「んだよ」
髪が伸びていつもとは違う、けれど目の前の彼は間違いなく神威だ。
「世莉様もお食事なさいますか?」
「今日は名古屋の味噌カツソースもございます」
いつものように瑠璃と玻璃も笑ってる。
「ーーうん、食べる」
そう答える世莉に、そこにいた誰もが笑みを浮かべた。
「というか、起きたなら起きたって教えてくれたら」
「俺は怪我人なの、そもそも人の睡眠を邪魔していう言葉か?」
「はい?」
意味が分からないのは世莉だけらしく、他の3人はクスクス笑う。
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