海と冬と

イソフラボンのボンボンラジオ

「大丈夫かな……？」
「磯田はムッツリじゃなかったです！本物のス」

「以上！今週のお便りのコーナーでした！」
「えっ、ダメだった？まだ言いたいことあるんだけど」

「それでは最後に映画の主題歌にもなった新曲を聴いてください」
「あっ！そうだった！これ、いい曲ですよね。歌ってる自分で言っちゃうけど本当いい曲！」

「映画も頑張りましたけど、この曲も気合い入れて挑みましたからね。」
「ツイッターの情報によると、ピロ子先生はカラオケで泣きながら歌ってきたそうで」

「なんで泣いてんの、あの先生ちょいちょいおかしいよね？」
「採点機能で58点だったとのことです」

「泣いてるからでしょ！？泣きやんでからもう一回チャレンジしていただきたいです。すごい難易度高い歌みたくなっちゃってるじゃん！よくそんな微妙な点数で晒すね、あの先生……」
「これって俺たちがカラオケで歌ったら100点になるのかな？」

「えっ、ならないでしょ？」
「でもご本人登場だよ？」

「いや、だって」
「試してみたい！今日このあとカラオケ行こ？」

「えええー！」
「結果は来週のラジオで！」

「マジですか」
「それでは今週はこの曲でお別れです。イソフラボンで『フユノウミ』。ではまた来週っ！」

「わっ、勝手に締めちゃってる！またねー」
「ふふふふー、バイバイ！」

終