担当さん私の作品愛してますか?~ドS編集者とJK作家の溺愛恋愛事情~

1/10
53人が本棚に入れています
本棚に追加
/60ページ
幼い頃から本を読むのが好きだった。 頁を開くと自分が知らない世界が広がって、そこにいる登場人物達と一緒に冒険した気分なり、その度にわくわくした。 だから夢中で次々と頁をめくっていった。 時間も忘れる程夢中でその本を読んでいた。 本は色んな事を教えてくれた。 友情も、幸せな恋も、大切な人を思う優しい気持ちも。 そんな物語を幼い頃自分も書きたいと思った。自分も誰かの心に残るような物語を書きたいと思った。 だからずっと子供の頃からの夢であった作家になった。 それはずっと憧れて、憧れ続けてきた夢で。 ────だけどあの日以来……私有澤雪華は物語を書けずにいた─────。
/60ページ

最初のコメントを投稿しよう!